タバコと筋トレ

筋トレをしている人の中には、タバコを吸っている方もいると思います。

そんな方たちはタバコが筋トレに与える影響についてご存知でしょうか?

タバコはお酒などと同じく、トレーニングの効果が台無しになってしまう可能性もあるのです。

そこで今日は、タバコが筋トレに与える影響についてお話しします。

 

 

持久力が低下する

肺がんに代表されるように、喫煙によって肺がダメージを受けます。

長期間の喫煙で機能低下した肺は、酸素を体内に取り込む能力が弱まり、持久力が下がってしまいます。

 

 

テストステロンの分泌量が減る

実はタバコを吸うとテストステロン値は一時的に上がります。

しかしそれ以上に、ニコチンによる害がカラダにダメージを与えてしまうのです。

タバコに含まれるニコチンには覚せい作用があるため、睡眠が浅くなりがちなのですが、テストステロンは良質な睡眠によって分泌量が増えることがわかっています。

そのため喫煙で睡眠の質が下がってしまうと、結果的にテストステロンも減ってしまうというわけです。

 

 

疲労回復が遅くなる

ニコチンは本当に厄介な物質で、睡眠の質が下がるだけでなく、血管を収縮させてしまう作用もあります。

血管が縮まると血のめぐりが停滞するため、全身の新陳代謝まで悪くなってしまいます。

そうなるとカラダの回復が遅くなり、筋トレの疲れが抜けにくくなります。

 

 

コルチゾール

聞きなれない言葉ですが、コルチゾールはホルモンの一種で、「ストレスホルモン」とも呼ばれています。これは筋肉を分解してしまう恐ろしいホルモンです。

カラダがストレスを感じているときに分泌されるホルモンで、タバコを吸うことで分泌されるようになります。

タバコは喫煙者にとってリラックスの手段のはずですが、実は体内ではストレスが増えているという恐ろしい話なんですね。

 

上で述べたように、タバコは筋トレに悪影響です。

吸うなとは言いませんが、吸わないに越したことはありません!!

 

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